不眠症などの睡眠障害に悩む現代人は多いはず…
CBDにはストレスを緩和させリラックス効果をもたらすため、不眠などの睡眠の悩みにも効果がありますよ。
なかなか寝付けない、寝た感じがしない…なんて方必見!
今回は、CBDと睡眠について解説するので参考にしてくださいね。
日本は不眠や睡眠障害が多い?
日本では世界と比べ、睡眠時間が短い国だといわれています。
確かに、海外ではのんびりしているイメージで、日本は働きすぎだといわれていますよね。
スマホを夜にいじる、長い通勤時間、長時間の仕事が理由で睡眠時間が短いようです。
睡眠時間の短さでは、日本の女性は世界で第一位、男性は世界で第三位と不眠大国ですね。
中でも不眠症は、日本の一般成人のうち約21%がこの症状に悩んでいるといわれています…
不眠症など睡眠障害の原因って?
食事・睡眠・運動は健康の三大要素で、睡眠は身体と精神の健康を保つ上で非常に重要な要素です。
睡眠障害とは、その睡眠に何らかの問題がある状態のことで、不眠だけでなく様々な病気も含まれます。
睡眠不足や障害が長時間続くと、うつ病や生活習慣病など他の病気を誘発させる可能性も…
そのため、睡眠障害に悩んでいる場合はすぐに対策をとりましょう。
では、一体どのような原因で不眠症や睡眠障害が起きるのでしょうか?
忙しさにより睡眠時間がうまく確保できていない以外にも、様々な要因で引き起こされます。
一般的には、脳内の神経伝達物質が乱れているからだといわれています。
この神経伝達物質は、腰痛やストレス、うつ、アルコールなどの刺激による影響を受け乱れます。
ですから、上記の刺激を与えないよう生活することで不眠は改善されるといえますね。
不眠症、睡眠障害の解消方法は?
基本的には、生活習慣の見直しで改善するといわれていますが、それでも解決しない場合には薬を服用することになります。
薬を取り入れることで睡眠の改善が大きく見込まれますが、なんだかこわい…なんて方は睡眠サプリを使用している方がほとんどです。
睡眠サプリは、健康食品で手軽に服用できるため人気です。
自分に合いそうな商品から始めてみるのがおすすめですよ。
CBDオイルが睡眠の質を改善する?期待できるメリットとは
CBDオイルの効果は様々なものがありますが、不眠症や良質な睡眠へとサポートすると期待されています。
その理由を徹底的に調査してきました。
なぜCBDオイルが睡眠障害を緩和するのかしっかり勉強しておきましょう。
関連記事 世界が注目するCBDとは?人気の理由や成分、効果を徹底的に調査!
CBDオイルは精神のエンドカンナビノイドシステムに働く
どのようにCBDオイルが人体に作用しているのでしょうか?
メカニズムを解説していきますね。
人体には、エンドカンナビノイドシステム(ECS)というシステムがあります。
ECSはヒトの身体の発達と老化、認知と記憶、免疫調整、感情制御、運動機能、神経保護などさまざまな身体機能の調整をおこなっています。
また、ECSのカンナビノイド受容体にはCB1、CB2というふたつのタイプがあり、それぞれ脳神経、末梢神経を中心に人体に分布しています。
CB1の方は、リラックスや気分の向上など、精神面に深く関わっています。
CBDはこのECSに働きかけ、生体内のカンナビノイドを活性化させることで、ECSの働きを増幅させます。
また、別の研究では、CBDが不安の抑制や気分の安定をもたらすセロトニンという神経伝達物質と結合する5-HT1A神経受容体を活性化させます。
上記のようなメカニズムで、CBDは精神の安定やリラックス効果をもたらしてくれます。
CBDオイルはストレスを緩和しリラックス効果をもたらすため快眠を促進する
上述したメカニズムにより、CBDにリラックス効果があることが分かりました。
そのためCBDが安定効果やリラックス効果を促すし快眠へと導きます。
2019年におこなわれた調査報告では、不眠の症状を訴える成人72人にCBDを処方したところ、67%の人が一ヶ月以内に不眠の改善がみられました。
また、Twitterで検索してみた結果、「CBDを寝る前に摂取すると睡眠の質が良くなった」という意見が多数!
実際にCBDオイルを取り入れて寝ている方が意外と多いのですね!
CBDオイルは睡眠の質や不眠の改善をする
寝る前に携帯をいじるとブルーライトを浴びて寝れなくなるとよく聞きますよね。
脳が起きてしまうため余計に寝れなくなるのです。
ですが、CBDオイルを取り入れると身体がリラックスしおやすみモードへとサポートします。
体が温かくなることでいつの間にか心地の良い眠りへと導いてくれます。
ですから、CBDオイルは睡眠の質を向上させ、不眠などの症状を改善するといわれています。
CBDオイルその他の効果とは?
・免疫系のバランス調整
・発作抑制
・抗菌効果
他にも、癲癇(てんかん)や偏頭痛を緩和する効果があるといわれています。
CBDは、現在も研究が活発におこなわれているため、他にもさまざまな潜在効果に期待できます。
関連記事 美容業界が大注目!日本でも話題のCBDオイルとは?肌にもたらす効果を調査!
CBDやCBDオイルは、睡眠薬(睡眠導入剤)と違う?
不眠や睡眠障害を治す方法として挙げられるのが、睡眠薬(睡眠導入剤)です。
睡眠にお悩みを抱えていて、睡眠薬を処方されている方もいますよね。
睡眠薬は、脳の興奮を抑制し、精神が安定されるため眠りやすい状態を作り出します。
しかし、睡眠薬は作用が強すぎることもあり日中にも眠気がきたり、頭痛、ふらつき、転倒といった副作用が見られます。
さらに、薬であるため耐性がつきやすく、少量でも効かなくなったり逆に睡眠薬がないと安心できない、眠れないという依存性もみられます。
CBDは、脳の神経のみにアプローチする睡眠薬と違い、頭痛、関節痛、アトピー性皮膚炎、うつ病などの改善にも役立ちます。
そのため、他の病気が原因で睡眠障害が起きている場合に有効です。
根本的に様々な症状を治せるCBDと睡眠のみにアプローチした睡眠薬、あなたはどちらを選びますか?
CBDオイルの副作用や睡眠導入剤のような依存性は?
CBDは、大麻成分の一種とされているものの、依存性はほとんどないことが判明しています。
上記で説明した睡眠薬は副作用や依存性などのリスクがありますが、CBDは比較的安心して使えます。
しかし、CBDの副作用には眠気、低血圧、口渇、立ちくらみなど報告も…
いずれも軽度のものですが、上記のような副作用もあるということを知っておくべきです!
CBDオイルは日中にも眠気に襲われる?
上述の通り、CBDの副作用として、眠気が出る可能性も…
リラックス効果があるため当たり前とも言えますが、日中に眠気が出ると困る方が多いでしょう。
一方で、CBDには気分が明るく前向きになり、エネルギーや集中力が高まるという効果があることも知られています。
実際に、ラットの実験でこの効能が明らかにされています。
日中にCBDを摂取させるとラットが精力的になったのに対し、夜摂取させると睡眠が促進されました。
このように、CBDは時間帯によってその効果が変わります。
この理由のひとつには、CBDとアデノシンという物質との関連性が挙げられるからです。
アデノシンは覚醒中に脳内に蓄積し、眠ると減る、睡眠を誘発させる物質です。
CBDはこのアデノシンの経路を調整する働きがあるといわれています。
しかし、CBDだけでなく多くの薬などの効能には個人差があるため、思ったような効果が得られないという方もいるかもしれません。
そのような場合は、摂取するタイミングや量を調整すると、良い効果が出る可能性がありますよ。
おすすめは、日中に神経を活性化させたい時は少量のCBDを摂取し、夜ぐっすり眠りたい時は多めに摂るという方法です。
自分に一番合うタイミング・量を探してみてくださいね。
CBDオイルを使用する場合、どんなCBD製品がおすすめ?摂取方法、持続時間もご紹介
さっそく、不眠の改善や睡眠の質を向上させるためにCBDを取り入れようとしてもどれがいいのか分からないですよね…
そんな方のために、摂取方法や効果の持続時間をご紹介!
ぜひ、参考にしてくださいね。
関連記事 意外な効果も?CBDオイルのさまざまな使い方まとめ
経口摂取
CBDが配合されたサプリメントやカプセル、グミやチョコレートといった食品を口から摂取する方法です。
CBDが配合された食品や飲料が今とても人気となっており、幅広い種類が続々と登場しています。
味付けが美味しく手軽に取り入れれるため、楽しみながら摂取している方がほとんどです。
持続時間は長いですが、吸収率がさほど良くないのがデメリットです。
好みの食品を試してみて下さいね。
経皮摂取
CBDオイルを皮膚に直接塗って取り込む方法です。
CBDクリームやバーム、フェイスパックと様々な商品がでています。
皮膚からでもしっかり摂取できますが、全身に効果が回ることなく一部分での効果を発揮します。
持続時間はそれなりに長いので、肩こりや関節痛、アレルギーなどのかゆみの部分に使用するといいでしょう。
舌下摂取
CBDオイルの摂取方法で最も一般的でしょう。
舌の裏側にCBDオイルを数滴垂らし少しの時間放置します。
その後飲み込んで摂取完了となりますが、経口摂取よりCBDオイルの吸収率が良く、持続時間も長いのが特徴です。
吸入摂取
CBDリキッドやワックスといった製品を専用の電子タバコで気化させ、蒸気摂取します。
肺にいれる必要があるため、あまり得意でない方は効果を感じられない場合もあります。
摂取すると効果を発揮するのが大変はやいですが、持続時間が短いのがデメリットです。
不眠の改善や睡眠の質を向上させる摂取方法は?
これまで、摂取方法を一通りご紹介しましたが、結局どれがいいのか分からないなんて方もいますよね。
やはり吸収率と持続時間が良い、舌下摂取がおすすめです。
ですが、体の一部が痛いという場合は経皮摂取で症状を緩和させるのがいいでしょう。
舌下摂取は精神的なストレスや不安を抱えていて眠れないという方に向いています。
また、夜中に目覚める、寝ても少しの動作で起きてしまうという方も舌下摂取であれば持続時間が長いため適していますよ。
自分の最適な方法を見つけて睡眠活動をしてくださいね。
まとめ
今回は、数あるCBDオイルの効果の中から「リラックス効果」に着眼し、睡眠障害の緩和という効能に注目しました。
また、摂取するタイミングによって全く違った効果を得られることも分かりました。
CBDオイルを上手に使って、より良い生活を送ってくださいね。